放課後等デイサービス事業
概要:
放課後等デイサービスとは、障害のある就学児向けの学童保育サービスで、6歳〜18歳までの障がいや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用します。近年都市部を中心に需要が高まっており、またその波が現在地方にも広がっておる、ホットな事業です。
事業を営むにあたり、都道府県または政令指定都市の指定が必要です。
政令指定都市の場合は、政令指定都市の方が優先です。担当部署は各自治体によって異なります。
要件:
■人的要件
・管理者1名(常勤・兼務可)
・児童発達支援管理責任者 1名以上(1名は常勤・専従(但し管理者との兼務は可))
・指導員2名以上(10名定員の場合)(うち1名以上が常勤)
重要となるのは児童発達支援管理責任者の確保です。
基本的に関連業種の施設で5年以上の実務経験が必要となります。
■設備要件
定員1名あたり、4u以上であることが必要です。(各自治体により多少異なります)
放課後等デイサービス事業の譲渡・売買
新規に指定を受けることが難しくなっておる地域もあるようです。現在福祉系の事業の中でも非常に注目を集めている事業になっております。とくに需要の大きい首都圏エリアでは、M&A価格が高騰しておるようで、ひと事業所で3000万円というお話を耳にしたこともございます。首都圏だけではなく地方にも広がりも見せており、今後M&A買収需要が増えることが見込まれます。