会社売買のメリット・デメリットについて
■休眠会社売買のメリット
・法人を新規設立するよりも安い
・社歴の引継ぎができる
・資本金の引継ぎができる
・決算書の引継ぎ、財務状況による信用力、繰越し欠損金の利用なども
・銀行口座、ネットショップ登録などの経営インフラの引継ぎでスピーディな開業を
・取得に時間もお金もかかる許認可、会社ごと入手できます
・取引先やノウハウ、人的資源の委譲
上記はほんの一部に過ぎません。
前の項でも述べましたが会社売買はやや裏ワザ的な手法であり、多少知識が求められます。
一方で、ある程度経営の経験があって、なんでも自分でできるというような方には非常にメリットも多くお勧めできます。
そんな会社売買のメリットですが、有形・無形を問わず既にある会社の資産を引き継いで事業をスタートできる点にあります。
最も多いケースですと、許認可を引き継ぐということに主眼を置いた売買が多いです。
例えば不動産業の許可であったり、建設業の許可、派遣業の免許などです。。
すでに許認可をもっている会社を買収することでスムーズに事業を開始することができます。
また、こういったケースに付随するのは、営業年数による信頼を得ることができるという点です。
許認可の種類によっては免許番号で、その会社の営業年数がわかるというものがございます。
新規参入しても、営業年数が新しいことでなかなか相手にしてもらえない、というようなことも多くございます。
そういったことを解決す手段としてかM&A・会社売買を利用なさる方も非常に多いです。
上記のようなケースでは例えば会社が休業中だった場合でも十分に価値がある、ということになります。
もちろん事業活動を継続中の会社のM&A・売買であれば、そのほか資産や取引先を引き継ぐといったことも可能になります。
会社売買という手法を通して、あなたの様々な経営的問題を解決できるケースが存在します。
■会社売買のデメリットについて
会社売買の際にデメリットとして挙げられるのが簿外債務です
隠れた借金であったり税金の滞納が存在する可能性がある、ということです。
銀行からの借り入れや税金・社会保険などの滞納はともかく、知人間での簿外の借金などは調査が不可能です。
ただし、弊社は10年以上この事業に携わってきた中でこの簿外債務が実際に出てきたという例は片手ほどです。
休眠会社の売買というと二言目には簿外債務と繰り返す人たちがいまだにいるのですが、私共からするとその中で実際に実務にかかわってきた人間がどれほどいらしゃっるのかいつも疑問に思います。
簿外債務についてそれほど気にしなくて良いというのは、例えば銀行などはホイホイお金を貸さないですし取り立てなどもしっかりしています。知人間の貸し借りであれば昔と違ってそういったお金の貸し借りそのものが少なくなっているというような社会上税もございます。
売買の際に契約書を作成することで解決いたします。
弊社では、以前の法人活動が原因の負債について、発覚した場合には旧所有者に個人での弁済をお願いしております
これによって、安心して会社の購入・買収を行っていただくことができます。
また税については証明書当などで滞納の有無を確認することができます。
お客様がご不安な点についてはじっくりご説明差し上げますので、そちらをお聞きになったうえでご自分にメリットがあるのか、デメリットのほうが大きいのかご判断いただければと存じます。