そもそも法人って売り買いできるの?
会社・法人の売り買いは法的に可能なものです。
たとえば株式会社の場合、一定以上の株式を購入することで会社の支配権を得ることができます。
支配権を得ることで、会社の人事・方針・活動内容・報酬・利益分配などなどあらゆることを決定することが出来ます。
つまり「株を購入すること」=「会社を購入すること」と言えます。
弊社で取り扱う会社売買・M&Aでは、基本的に販売法人の全株式を譲渡することとしています。
また大抵のケースでは弊社では株式の譲渡度同時に併せて代表取締役の変更をお願いしております。
この2つを行うことによって、より明確に、そして安心安全な会社の買収譲渡が可能となります。
会社売買のメリット
弊社では会社売買・M&Aの譲渡案件として、稼働中の法人〜休眠状態の法人まで広く取り扱っております。
当然事業の買収には収益という明確なメリットがありますが、よく聞かれるのは休眠会社売買のメリットについてです。
会社売買のメリット:
・法人を新規設立するよりも安い
・社歴の引継ぎができる
・資本金の引継ぎができる
・決算書の引継ぎ、財務状況による信用力、繰越し欠損金の利用なども
・銀行口座、ネットショップ登録などの経営インフラの引継ぎでスピーディな開業を
・取得に時間もお金もかかる許認可、会社ごと入手できます
・取引先やノウハウ、人的資源の委譲
……etc
上記は一例にすぎません。
実は休眠状態であっても、すでに設立済みの法人には様々な付加価値があります。
資本金の金額による信用力、社歴による安心感、会社設立よりもスピード創業が可能なため時間短縮……。
いざ法人を新規設立しようと思った時に自分ではどうにもならない問題でも、会社売買によって解決することが可能です。
さらに会社売買を通して、よりプレミアムな付加価値のある法人を買収することも可能です。
例えば各種許認可つき法人、決算書のある会社、銀行口座など開業に必要な事業インフラがすでに整っている……。
さらにNPO法人や宗教法人といった設立に大変手間のかかる特殊法人の買収も可能。
これらはほんの一例にすぎず、お客様のご事情に応じて様々なメリットを見出すことが可能です。
会社売買のリスク・デメリットを軽減するために
よいことずくめのように見える会社売買・M&Aですがリスク・デメリットも存在します。
弊社ではそういった事柄についてもお客様にきちんとご説明したうえで、対策を講じております。
はっきり申しますと考えられるリスクはこの3つです。
税金の滞納、簿外債務、トラブルに巻き込まれる
これらに対して、弊社では以下のような対策を講じております。
1.税金の滞納
→納税証明書を取得、税金の未納がないことを確認!
税務署で取得できる公的な書面、納税証明書その3(の3)によって未納がないことを確認しております。
2.簿外債務
→厳格な契約書、さらに印鑑証明添付で万が一の場合を阻止!
いま銀行などからの借り入れについては代表者も連帯で個人保証に入りますので心配の必要はほぼありません。
もっとも心配なのは未払い金があるとか、知人との間での個人レベルの貸し借りを会社名義で行っているという場合。
これについて、売主様に個人保証して頂く旨の契約書を実印押印・印鑑証明添付で作成いたします。
また、万が一簿外債務があった場合でも代表者の個人資産には影響はございません。
あくまで債務は会社に対してのもので、会社を買ったせいで個人的に借金を背負うことに……ということはありません。
3.各種トラブル
→契約と同時に代表者変更を実施!
契約と同時に代表者変更を実施、中立の立場でそれを弊社が確認したうえで法人の引き渡しとなります。
代表者変更の日にちをもって、前後の権利関係がはっきりと分かれます。
それ以前の活動は売り主様の責任、以降の活動は買主様の責任とはっきり証明されます。
よってトラブルに巻き込まれ責任を負うようなことはございません。